開業までにおさえておきたいこと

結婚相談所を開業するには色々なことを用意しなくてはなりませんが、先ずは以下の二点についてじっくり検討することが大事です。

どのようなシステム(業態)がいいか?

結婚相談所を開設するに当たり、専業兼業を問わず、先ずはどういうシステムにするかを考えなくてはいけません。ここでいうシステムというのは、業態という意味合いがあり、以下の3点に集約できるかと思います。

  1. 独立単独型
  2. 独立しているが連盟や協会(ネットワーク)に加盟する
  3. フランチャイズとして開業

それぞれ特徴があり、これがベストだと断言できませんが、経営ビジョンなどを基に、どれくらいの売上規模の相談所を目指すか、資本金はどれくらい用意できるかなどで判断すべきです。

何れのシステムにせよ、会員が求める出会いを実現してあげることが肝心で、それには会員数が少ないよりは多い方が可能性は高くなることは間違いありません。

そうなると当然、全国規模のネットワークを使うことができるシステムが有利で、単独で運営する相談所は太刀打ちできません。

だからと言って単独型を否定している訳ではありません。
会員のデータは少ないが一人一人に対して、細やかで親切かつ迅速な対応をするということを経営の柱に置けば、会員からの信頼を得ることは十分に可能です。
つまり、大手にはできないアットホーム的な雰囲気のある相談所を構築していけばいいということです。

一方、フランチャイズは独立的な意味合いが少し希薄になりますが、本部のシステムをそっくり使うことができるのは魅力です。ただ、その分ロイヤリティの支払い、営業活動などに制約があって個性が生かせないということがあります。

相談所の場所を決める

相談所を設置するには立地条件も大切になります。会員を募るには目立たない場所より、ある程度にぎやかで人通りがあるところが望ましいと思います。かと言って飲み屋などが多い繁華街は相応しくありません。落ち着いた雰囲気がなければ相談しようという気になれないからです。

これらの事を踏まえ、ビルの一室を借りたほうがいいか、マンションの部屋或いは店舗などの一角を借りた方がいいかを検討すべきです。もちろん家賃や敷金などがいくらになるかも重要なポイントになります。

会員が訪れやすくて、落ち着いた雰囲気があり、家賃などのコストが抑えられる場所が理想的ではないでしょうか。

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