どのような資金を準備すればいいか?

結婚相談所を開業するに当たり、経営ビジョンや計画などが整ったら、いよいよ具体的な準備に入ります。それにはどのような資金をいくら用意すればいいか、具体的に見積もる必要があります。以下、必要と思える資金を列挙してみました。

事務所開設費

ビジョンや計画とも連動してきますが、先ずどこで開業するか、場所によって異なってきます。ビルの一室を借りる場合、スーパーなどの一角を借りる場合は当然賃貸料がかかり、入居時に敷金や仲介料などが必要になります。加えて、事務所の改装費などがかかることも想定しておく必要があります。

事務所で使う備品や什器類の購入資金

オフィスワークにはデスクや腰掛、パソコンなどは絶対に欠かせません。中でもパソコンは会員情報を登録し蓄積しておくため核になる備品と言えます。できたらスペックが高いものを購入した方がいいでしょう。マッチングの相手を検索するときに時間がかかったのではしらけてしまいます。もちろん、インターネットへの接続は必須になります。

それから、お客様と面談するためのカウンターや応接セットなども必要です。新品を購入するか中古にするか、もしくはレンタルにするかによって費用が変わってきますが、少なくてもお客様を不快にしない、きれいで清潔感のあるモノを用意すべきでしょう。

従業員の人件費

次に必要な資金はカウンセラーや営業員、事務員など従業員を採用する場合の人件費です。採用したのはいいが、翌月から給料が払えなくなってしまっては問題です。家賃などを含め、少なくても半年分から1年分ぐらいは確保しておく必要があります。

広告宣伝費などの営業経費

事務所開設の目途が立てば、それに併せて「結婚相談所を開設します」などの告知はした方がいいでしょう。それには新聞やミニコミ誌へ広告を掲載してもらったり、チラシを作成してポスティングを行ったりするのが一般的です。予算が豊富にあればテレビのスポット広告はかなりの効果が見込めます。

逆に宣伝広告費を抑えようということであれば、ホームページやブログなどインターネットを大いに活用することです。

連盟や協会、フランチャイズへの加盟金や会費

単独で結婚相談所を開設するにしても、ネットワークの一員であれば、多くの会員情報を活用できるとか、結婚相談に関するノウハウを教えてくれるメリットがあります。そのための費用も検討しておいた方がいいでしょう。

以上が予想される大まかな資金ですが、それ以外にも細々とした費用が掛って来るものです。できればそれらを一つ一つリストアップし、開業時に憂いを残さないよう準備を整えたいものです。

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